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ハンドホール

hand-hole

【ハンドホールとは】

  • ハンドホールとは地中に埋設された電力・通信ケーブル等の管理や接続・分岐工事を行う為のコンクリート製のボックスです。電気設備の地中埋設配管は「電柱→受変電設備」の工程で行われます。 距離が長い地中配管・地中でのルート分岐等にハンドホールは使われます。


〔設置場所〕

  • 建物入口、地中配管の曲り箇所等。直線部には30~50mに1ヶ所、それに満たなければ、その間に1ヶ所。


〔役割① 施工性〕

  • ケーブルルートが長い場合、一直線でのルートは少なく、多くが曲り曲りの繰り返しです。ケーブルを通す際に曲りが多いと手間がかかります。 ハンドホールを曲り部に設置する事により、その間だけの配線で済むので施工が楽になります。


〔役割② メンテナンス性〕

  • 幹線設備に不具合が生じた場合、ハンドホールが無いとケーブルの端端での確認しか出来ません。ハンドホールを設置している事により、ケーブルの劣化・サイズ等など確認する事が出来ます。


〔役割③ 品質〕

  • 工場で生産したハンドホールは、品質(強度・形状)が安定しています。 様々な大きさがラインナップされている為、用途に合わせた選定が可能です。工場生産品であれば、本体・鉄蓋との接合面の精度が高い為、防水性能の向上も期待出来ます。



【当社のハンドホールの特徴】
・本体設計荷重は国土交通省が定めるT-25(一輪50KN)で設定しています。
  ※450サイズのみT-8設定
・コンクリートの設計基準強度は全て30N/㎟で製造しています。
・縁塊と鉄蓋が一体化しているので、現場打コンクリートの必要がなく工事を簡素化出来ます。
・分割式なので施工が簡単、工期短縮に貢献します。
・底部には水抜き栓が取付けてあります。
  ※水位が低い場所では水抜き穴に水位の高い場所では止水ボルトで塞ぐ事が出来ます。


【桝型ハンドホール:当社のオリジナル製品】
・桝に蓋をする構造なので、据付と連結の施工性に優れています。
・側壁の内外が垂直なので、継手取付けの施工性に優れています。
・連結する位置が高いので、穴あけ位置の自由度に優れています。

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